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ゴッホ展 没後120年 @国立新美術館 へ行ってきたけど。 [散 歩]

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以下、ほとんどが思い出話です。

日本人でゴッホが好き、という人はおそらくものすごくたくさんいるはずである。
多分、外国の人だってゴッホが好きだ。
と、私は思っている。
そして私自身もまた、「ゴッホ好き」の一人として、彼の絵を愛してきた。
何が?とか、どこが好き?と問われると それに答えるのは難しい。
画家の生き方にドラマを感じるのかもしれないし、激しく渦を巻くような、特徴的な線描に底知れない情熱を見出そうとするのかもしれない。
ほのかにロマンチシズムただよう夜の絵のむこうに何かを幻視し、また一方で、誠実な明るさの色彩に、ひたすら心惹かれる。
いずれにせよ、自分には到底ありえないほどのある種の力強さがゴッホの絵には(ゴッホの人生にも)あって、私はその強い力にのみ込まれるのが好きなのだ。

若いころヨーロッパ放浪の旅をしたとき、私の持っていたテーマは「ゴッホ」だった。
アムステルダムからドイツを経由してパリ、パリからアルルへと下った。
ドイツは経由地なのでちょっとここではおいておくとして、ゴッホもまたオランダ、パリ、アルルへと南下を続けたのである。
アムステルダムのヴァン・ゴッホ美術館のことについては、ものすごーく前に、ほんの少しだけ記録として残しておいたものを別記事にしておくので、もしご覧になってくださる方がいらっしゃったら、お読みください…。

叔母に連れられていった東郷青児美術館で見た「ひまわり」。
親友とbunkamuraへゴッホ展を見に行ったこともある。
今、調べてみたら1999年に「クレラー・ミュラー美術館展」をやっている。
ものすごい混みようだった。
「入場制限してくれればいいのに」
と、若い私は心の中で毒づいたものだが、それも今は昔。

さらに若い頃はゴッホのまねをして自分の靴の版画を製作したものだが…

こんなむかし話は置いておいて・・・
そんなわけでゴッホに対する思い入れの強い私はどうしてもゴッホ展には行こうと思っていたわけです。
だからこそ展覧会が始まってすぐ、行ってきた。

前置きが長かったので、感想をまとめてしまうとこんな感じ。↓

①jまず、「私はこうしてゴッホになった」の展覧会タイトル通り、ゴッホが誰からどんな影響を受けて、どんな修行を積み重ねながらあのような画風に行き着いたのか、ということが丁寧に追われている。そのためゴッホの作品だけでなく、他のアーティストの版画や油絵、浮世絵なども多く出展されており、分かりやすくて大変親切。特にミレーの影響を受けて描いた絵のいくつかに、私自身とても心動かされた。

②しかしながら自前のコレクションはなく、他館からの貸し出しによる企画展ゆえの限界か、出品作品の数に限りがあり、こころゆくまで堪能した、という感じは持てない。
たとえば「ジャガイモを食べる人々」のリトグラフは、ある。
この絵に出てくる(と思われる)女性のポートレイトも、ある。
だが、肝心の「じゃがいもを食べる人々」の油絵は、ない。
「ガシェ博士の肖像」のエッチングは、ある。
2枚くらい、ある。
だが、肝心の油彩は、ない。
オルセーにあるはずだけど、ない。
しかたがないことだけれど、時々もやもやするわけです。
アルル時代のいい絵もあるけれど、サント・マリー・ド・ラ・メールの絵はない。
オーヴェール時代のいい絵もあるけれど、最後の絵はない。
前回印象派展か何かで出展されていたという「星月夜」もないよ~ん。
・・・この展覧よりも前に「田中一村展」を見ていたのもタイミングがわるかった。
こちらがまたものすごい充実の出品数を誇る、大規模な展覧会だったのである。

③見所はゴッホがアルルで過ごしたときの「黄色い部屋」が再現されていることと、オリジナルバージョンの、その絵が見られるところ。だと思う。「ひまわり」と並んで有名な「アイリス」も出ている。

こんなことを言っていると、
「だったらオランダへいけばいいじゃないの」
と言われそうなのですが、それは確かにそうなのです。
一度は行っているけれど、オランダ。ゴッホ美術館に、クレラー・ミュラー美術館。
でも、ゴッホの絵はアメリカにもある。
スイスにもある。
もちろん、フランスにも。

『ギャラリーフェイク』のフジタとか、某美術漫画(?)の主人公とか、世界中の美術館をめぐっていろいろいいもの見てるようですが、ほんと、うらやましいわ。

そんな、美術館訪問記でした。
すみません。

参考→ヴァン・ゴッホ美術館訪問記
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