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新春浅草歌舞伎(第一部) [観 劇-歌舞伎]

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この間の土曜日に第一部、第二部を見てきた。
あまりこういう人もいまいが、なかなか時間が取れないので、見られるときに一気に見るのである。
もうこんな見方は(体力的にきつくて)できないなあ・・・と毎回思いつつも、結局は肉体を酷使して何時間も同じ姿勢で椅子に座り続ける羽目に…

第一部、お年玉ご挨拶は亀鶴さん。
亀鶴さんは愛之助さんと同じお年の、ずいぶん気さくで面白いお方だ。
で、その亀鶴さん、最初はきちんと正座して新年の挨拶をし、「初日以来、かく賑々しくも・・・」などと神妙に言っていたのだけれど、一言ご挨拶を終えるとすっくりお立ちになり、「ま、こんなもんでしょ」とかなんとか言いながら、マイク右手に客席へと降りてきたではないか。
客席大喜び。
愛之助さんが休演していたのがこの日から舞台復帰なさる、というので
「愛之助さんのファンの方~!手を挙げて~」
と客席を見回し、経巡り、ファンの方に
「愛之助さんは苺が大好き。○か×か?」
などと質問なさる。
客席大いに沸く。
答えたお客さんにご褒美で愛之助さんのサイン入り手ぬぐいを差し上げる。
七之助さんのファンの方にも質問。
サービス精神旺盛で、しかもなんだかのびのびしておられるので、こちらもとても楽しい。

さて演目。
一つ目は『三人吉三』。
お嬢が七之助さん、お坊が亀治郎さん、和尚が愛之助さん。
うーむ・・・・
どうもちぐはぐな感じである。
亀治郎さんと七之助さんの間に何もこう、なよやかなものが流れていない。
むしろ二人は仲悪いだろう?というくらい、亀治郎さんが冷たい。
せっかくの二人のみどころも全然よくない。
というか、色っぽくない。
二人が和尚のお寺で死を覚悟し、お嬢が自分を殺してくれとお坊に頼むところなどはとても哀感があっていい場面だし、見せ場だろうと思うのに。
七之助さんはそれでも一生懸命けなげな感じに演じておられる。

もうひとつ。愛之助さんがすこし弱い。
病み上がりであることを差し引いても、少し重みが足りない。
自分の兄弟を心配し、気の毒がり、最後には殺してしまう、その苦しい決断の底に通う情愛を見せる演技には愛之助さんの性質がにじみ出ている。しかしお嬢とお坊と三人で並ぶと、少し弱くなってしまうのだ・・・
上方の役者さんだし、もともとかわいらしい一面を持っている方なのでそもそもあまり配役が合っていないのかも知れない。
しかしやはり亀治郎さんだと思った。
強すぎる。
やくざ者だけど育ちがいいというか、ぼんぼんみたいなところもある、それが私にとってのお坊吉三のイメージなのだけれど、ちょっと貫禄ありすぎでしょ~あれじゃあ親分でしょ~!!
と思った。
私は亀治郎さんが好きだけれど、こういうところは時々切なく見ている。
愛之助さんと亀治郎さんのお役が逆でもよかった。・・・けれど、年齢的に無理なんだろうか?
……

二つ目の演目は亀治郎さんの『独楽』。
こちらも十分、とまでは行かないかなあ。。。観客は欲張りなのでしょう。
亀治郎さんの踊りはそれこそ見ごたえのあるすばらしさだが、今回の舞踊は賞味25分ほど。
踊りの負担が大きくなると他の演目が大変なのかな、などと考える。
ともあれ、お正月から亀治郎さんの踊り(と段之さんの後見さん)が見られるのはめでたい

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