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「館蔵の屏風絵展」相国寺承天閣美術館 [散 歩]

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年末のお休みに入る前の、開館最終日。
御所の事務所に寄ったり、いろいろしていたら閉館まで1時間、みたいな時間になってしまった。
でも、どうしても行きたかった美術展で、見られて本当にうれしかった。
私は以前見た俵屋宗達の「蔦の細道図屏風」がどうしてももう一度見たかったのだ。
初めてこの屏風を見たとき、わたしは「モダンデザインの極地」と唸ってしまって、
以来、寝ても覚めても・・・というのは大げさにしても、機会があればまた見たいなあと思い続けてきたのである。
だからこの、見るひとを「あっ」と驚かせずにはいられない省略の美と、形状の美の相備わったこの屏風が見られて心からうれしい。

画面全体を横切る明るく深い緑の道と、蔦に模した烏丸光広の手。
以前見たときには気づかなかったが、右隻に光広(だったはず)の署名が、まるでこれから蔦の細道に入ってゆく人間のように書かれていて、なんとも心憎い。
右隻と左隻を入れ替えても連続した構図となるような工夫があるらしく、細やかに行き届いた絵師の心配りもまた、心憎い。
感嘆、実にうれしい再開であった。

で、これ以外にも私には予想外のうれしい出会いがあったのだが、これはまた別のお話。
一緒に行った友人は、石川雅望の絵が出ていたことにやはり喜んでいて、二重三重によい出会いのあった展覧会であった。
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