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歌舞伎はどこで見られるのですか? [歌舞伎初心者の方へ向けて]

最近続けて数人の方から
「歌舞伎を見ようと思うのですが、まったくわからないことだらけです。どうすればいいですか」
と尋ねられました。
私はまだ歌舞伎を見始めて8年目に入るくらいのぺーぺーですが、それでも多少は見てきたようにも思いますし、こんな私にも、歌舞伎をご覧になりたい方のお手伝を少しくらいはできだろう、と思って、ちょっと書き付けておきたいと思います。



歌舞伎は現在、日本各地で見ることができると思います。
松竹芸能が歌舞伎を専門に上演している劇場が、東京・銀座にある歌舞伎座。
年間を通して歌舞伎を見ることができます。
だいたい2~3ヶ月前に公演のプログラムが発表され、そのプログラムを約1ヶ月間上演します。

ほかに歌舞伎公演をしている主な劇場は
千代田区・国立劇場。
銀座・新橋演舞場。
お正月には浅草公会堂でも見られます。

また、名古屋、大阪、京都、博多、と各地大きな劇場があるほか、松竹が巡業をしてくれたり、地方に残る古い劇場での公演があったり(その一番有名な例として「こんぴら歌舞伎」が挙げられます)、歌舞伎を見られる機会というのは実はたくさんあるのです。

初心者にお勧めの演目はありますか? [歌舞伎初心者の方へ向けて]

これもよく聞かれる質問です。
私はいつもおなじことをお答えしています。

初心者の方の場合、立ち回り(いわゆるチャンバラシーン)が派手で、内容もさほど難しくないものがお勧めです。
誰にも好みはあると思うので、あんまりバタバタしたのは好きじゃないな、と言う人もおられるでしょうが、私はまずはわくわく感を持って歌舞伎を観劇するのが楽しいと思います。
かつて「スーパー歌舞伎」というのがあって、京劇の役者を使った、派手でアクロバティックな立ち回りがあったり、本水(ほんみず・舞台上で水を使う)を何十トンも使ったりして、見ている観客がものごく興奮するものがありました。私は「スーパー歌舞伎」から歌舞伎に入ったクチです。
演目も『三国志』や古事記を題材にしたものなど、多様でした。
現在は残念ながらこれを見ることはなかなかできません。
よくかかる演目としては『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』の四段目とか、『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』などは、比較的わかりやすいお話だと思います。

ただ、こうした演目がかかるのを待っていてもつまらないですから、まずはいろいろと見てみるのが一番です。

歌舞伎の内容が理解できるか、自信がありません。 [歌舞伎初心者の方へ向けて]

【ことばの不安】
私も初めて歌舞伎を見に行くまでは
「古語だったら絶対に内容がわからない!!大丈夫だろうか」
と不安でした。
でも、大丈夫です。
心配はありません。
たいていのものは現代語と古語の間くらいで、「あなた」が「おまへさま」とか「ぬしさん」になったり、ちょっと硬い武家モノだと「貴殿」とか「貴様」となったりするくらいの、まあ、時代劇のレベルです。
もしどうしても不安であればプログラムにあたる「筋書き(すじがき)」と言うのを買って(多分、1500円くらい)、お芝居が始まるまでの間に、あらかじめ内容を予習しておくといいのではないでしょうか。

【内容の不安】
さて、演目ですが、歌舞伎特有の演出ですが、長い物語の一部だけを上演することがよくあります。
たとえば広く知られている『忠臣蔵』は、お芝居の全部を通して見ようとすると、朝の11時にはじめても、休憩を挟んで夜の9時過ぎまでぶっ通しになってしまうくらいの長さです。
そこでほかの演目も見たい観客のために、お芝居の一部を切り取って見せる手法を使います。
『忠臣蔵」○・×段目、というのは、そうした「一部」を表すものです。
『忠臣蔵』は全部で十一段ありますから、たとえば「五・六段目」の上演だったら、ちょうどストーリーの真ん中あたりになるというわけです。

しかし前後の流れがわからない観客にとっては「え?なに、これはどういう意味?」となってしまうこともあるかもしれません。
そこでお勧めなのが、「イヤホンガイド」です。保証金1000円はあとから返してもらえますので、実質600円ほどで、お芝居の最中にいろいろ解説をしてもらえます。
初心者であれば、まずはこれを利用してみるのもいいかもしれません。
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