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ちはやふる/超訳百人一首 うた恋い。 [漫 画]


ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

  • 作者: 末次 由紀
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/05/13
  • メディア: コミック


『ちはやふる』については、以前から悩んでいました。
買おうかな、どうしようかな、でもみんながいいって言ってるしな・・・でもまだ完結してないから続きが気になるな・・・全部出揃ったところで一気読みしたいしな・・・
というぐちゃぐちゃした逡巡を振り切って、とうとう買ってしまいました。
『ちはやふる』。
現在までのところ13巻まで出ていて、9月に14巻が出る予定らしいです。

『ガラスの仮面』は演劇バカの天才・北島マヤちゃんのお話ですが
『ちはやふる』は競技かるたバカの天才(?)・綾瀬千早ちゃんのお話です。
『キャプテン翼』はサッカーバカ?
『スラムダンク』はバスケバカ?
『キャプテン翼』は私は読んだことはないのですが、いずれの漫画の主人公たちもすがすがしいほどの熱血ぶりで、地道にシュート練習したりとか、役になりきって生活しちゃうとか、電車の中で(かるたとりの)素振りしちゃうとか、とにかく一生懸命。
ただ、『ちはやふる』は、古典的な熱血スポーツ漫画の系統を汲んではいても、扱っている題材が「百人一首」という点が少し特異なところでしょうか。

『君に届け』も、純粋でまっすぐで、そうして一生懸命な爽子ちゃんを、読んでいるこちら側も応援したくなってしまう空気がありますね。
『ちはやふる』の千早ちゃんも、同じです。
純粋にかるたが好きで一生懸命で、時々回りが見えなくなってしまうんだけれども、それでもがんばる姿が時に涙を誘うくらいです。
私は昨日この漫画を10冊ほど大人買いしてきて、今日にかけて一気に2度読みしましたが、2度とも泣いてしまいました。
かるたで仲良くなった3人が小学校卒業と同時に別れ別れになってしまうところとか、お姉さんの芸能活動のサポートに夢中になっているように見える両親が実はちゃんとちはやちゃんのことも同じように応援していたのだとか、真島君という幼馴染の、いかにも出来るゆえの苦しみとか、そういういちいちに反応してしまってぼろ泣きでした。
若い人が何かに向かって掛け値なしに頑張る姿って、今だからわかるんだけれど、とても美しいのですよね。
主人公が所属するかるた会の先生(お師匠?)が、高校生を指導するのは楽しいなあ~と言っている場面がありますが、そういう大人の視点で読むことも可能。
この漫画の面白いところは、実はそうした複眼的な視点の取り方にもあるのでは、と、漫画に耽溺しながら、私は考えてみたりもしました。
簡単に言ってしまえば、登場人物のキャラが立っていて、それぞれによく丁寧に描かれている、ということなのでしょう。

ところで須藤くんはとても人気がありそうですけれど、彼のセリフはいちいちほんとに面白いです。
「おれ、百人一首全部覚えてないやつ虫だと思ってるから」
肉まんくんと仲間から呼ばれているちょっとぽっちゃりした子がかるたの対戦相手になったときのひとこと
「焼くよ」
可笑しい…。。。



超訳百人一首 うた恋い。

超訳百人一首 うた恋い。

  • 作者: 杉田 圭
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2010/08/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


超訳百人一首 うた恋い。』
こちらも百人一首。
この漫画は百人一首の中の恋の歌に絞って、人物関係とか、歌の詠まれた状況などを解説していくものです。
絵もきれいだし、よくできた解説になっています。
ご興味があれば。

『先生と僕』-夏目漱石を囲む人々ー/花のズボラ飯 [漫 画]


先生と僕① (―夏目漱石を囲む人々―)

先生と僕① (―夏目漱石を囲む人々―)

  • 作者: 香日ゆら
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2010/11/22
  • メディア: コミック


文学ファンにはたまらない漫画。
よくぞここまで、とうなるほど作者はよく文献を読み込まれています。
ひとえに愛なんだな~
漱石門下生が漱石を愛しぬいたように、作者もとても漱石を愛しているのだろうな~
という愛が感じられる四コマ漫画。
ときどき参考文献が本文そのまま出てきます。
特に笑ってしまったのは鈴木三重吉が自分の子どものために「赤い鳥」を刊行したときの四コマで
芥川に「なあ~書きたいだろ?書こうぜ?」的な絡み方をしていたところと
2巻に載っている正岡子規の手紙。
「××だろー」って語尾を伸ばしていたり、「忘れてくれよなっ!なっ!」っていう風な子規のかわいらしいところが垣間見える部分。
おかしい!!


花のズボラ飯

花のズボラ飯

  • 作者: 久住 昌之
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2010/12/20
  • メディア: コミック


私には料理の才はないのですが、料理をもぐもぐ食べる漫画を読むのは大好きです。
特に久住さんの原作で、谷口ゴローさんが絵を描いた『孤独のグルメ』。
主人公が顔色一つ変えずにひたすら飯を食う!!という漫画で、
淡々とした日常の中に食べ物との格闘(まさにフードファイト!)があるところがとっても楽しい。
食べることに対して真摯なんだな、この主人公は。

また、今、微妙にリバイバルしているようですが、『駅前の歩き方』が『駅前グルメの歩き方』になって再登場していますね。
これもいい漫画だと思います。
旅をしたらその土地の食べ物を食らうべし!
旅の常道。そしてそれが楽しみでもあるのです。
あまりいろいろ盛り込みすぎず、あくまでも主役はご飯であり、食べ物なのですね。

で、『花ちゃん~』の漫画ですが、私としては久住さんの原作に惹かれて購入したものの
満足度から言うと半分くらいです。
多分、主人公の設定が共感を得られにくいものにしていると思う。
男性で単身赴任していて、こういうズボラなご飯を食べている、というのであれば
それはそれで納得できる部分はあると思うのですが、
花ちゃんは女性で、主婦で、それでいてこれほどのズボラ飯・・・・となると「ないな~~」と思います。
しかも部屋が汚すぎる。
世の女性たちはこの漫画の主人公にどんな感想をもたれたのでしょうか。

一番のけぞったのは、お隣さんから栗をもらったときのお話で
皮をむくのがめんどくさいしな~店長(花ちゃんお勤め先の書店の店長さん)に丸投げだなっ
というところ。
えええええっーーーー。
本当においしいものは手間隙がかかるもので
栗ご飯もそのうちのひとつだと私は思っているのですが・・・
(でも、妹はあまり栗は好きではないと言っていたなあ・・・)
それこそ栗おこわ作って冷凍しておけばいいのに・・・
もったいない・・・・

という感想を持った画でした。
全体的にはとてももぐもぐしていて、たいそう食べまくっているのが気持ちのいい漫画でしたよ。

孤独のグルメ (扶桑社文庫)地方食ぶらり旅 駅前グルメの歩き方 (KCデラックス)『孤独のグルメ』『駅前グルメ~』はこちら。


漆原友紀 『水域』 [漫 画]


水域(上) (アフタヌーンKC)

水域(上) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 漆原 友紀
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/01/21
  • メディア: コミック


Amazonの受け売りみたいになってしまうが、『蟲師』の漆原友紀さんの最新作。
いきなり愛蔵版も出たのでかなり固定ファンがついている作家さんなのだな、と思う。

作品では三世代にわたる家族を軸に、人間と自然とのあり方のうつろいを描き出す。
「人と自然のかかわり」というのは、この方の持っている問題意識というか、作品作りの主軸なんだろうと思う。
かつて、祖父や祖母の時代には、半分は信仰、半分は昔話のようなかたちで、しかし両者がはっきりと分離することもなく人々に受け入れられてきた物語、というものがある。
たとえば村の来歴。
あるいは自然の履歴書。

『蟲師』の世界では人々はみな「蟲」の存在を疑わないし、蟲師を頼りにして自然との折り合いを何らかの形でつけて生活している。
私たちはすでにそういう風習からは遠いが、たとえば実際行われていたものでよく知られているのが「庚申講」。これは庚申の日にはお祭り騒ぎをして眠らずに夜を明かす、という行事(?)である。
道教的な世界観では、私たちの体内には虫(三尸)がいて、その虫は私たちの行動を見張っているのだという。虫は庚申の夜になると眠っている人の体から抜け出し、天へ昇って天帝に自分の宿主の悪事を報告するのだそうな。そこで庚申の日にはみんなで集まり、酒盛りをして寝ずに過ごす。寝なければ三尸は空へ昇っていくことができないし、ゆえに人間の悪事を天帝に報告することもできない。地獄は誰にとっても恐ろしいから、こんな風にみんな一生懸命、虫の邪魔をするために起きている。
そういう風習が、確かに日本にもあったのである。

我々の祖先は、圧倒的な自然に囲まれていたからこそ、自然とのかかわりのなかに豊かな物語世界を生み出した。それは物語の形をとってはいるが、ある種の約束事、規則性を自然と人間との間に見出すことでもある。
そうすることによって人々は、自身の生を成り立たせてきたとも言える。
しかし現代においてはそうした自然観や生活態度は、すべからく「過去の物語」や「迷信」として廃れるばかりであろう。
自然を統治し、工業や産業を発達させてきたおかげで人は自然への畏怖とか感謝とかいったものを、持つ必要がなくなったから。
もし、自然への交信通路をかろうじて残している人がいるとすれば、それは我々の祖父・祖母の世代であろう。

だから『水域』のなかでも、主人公の祖父と祖母は自分たちの生まれた場所にこだわりつづけ、村の象徴とも言える美しい場所、瀧つぼのある聖域への思いを捨てきれないでいる。
主人公は祖父・祖母にとっては孫にあたるが、彼女が水泳部に所属していた、というのはひとつの重要な要素であろう。
彼女が水の記憶(と言っていいのかどうかは、ちょっと微妙)に呼応しはじめることで、作品世界は動き出す。

水の話をしようとすると、また長くなりそうなのでここで終わり。
切なく、絵の美しい、いい作品です。


最後にツイッターでつぶやいたひとこと。
「深い深い底のほうに今はもう無い場所を湛えた水域―」。
人はだれも、こういう水域を持っているものではないかな、と思ったりする。

「若者奴隷」時代・シブすぎ技術に男泣き! [漫 画]


「若者奴隷」時代 “若肉老食(パラサイトシルバー)”社会の到来 (晋遊舎ムック)

「若者奴隷」時代 “若肉老食(パラサイトシルバー)”社会の到来 (晋遊舎ムック)

  • 作者: 山野 車輪
  • 出版社/メーカー: 晋遊舎
  • 発売日: 2010/03/15
  • メディア: 単行本


『「若者奴隷」時代』
この漫画を描いている方の、有名な作品が『嫌韓流』。
私は読んだことはないのだが。
若干、作者の立ち位置が偏っている部分もあるとは感じられるけれど、総じて面白い漫画である。
なかなか言いにくいところにも勇気をもってズバっと切り込んでいるし、世代間格差については、もっと若者も知っていていいことを、ひとつひとつデータとして挙げてくれている。
参考文献も資料も、巻末に誠実に列挙。


シブすぎ技術に男泣き!

シブすぎ技術に男泣き!

  • 作者: 見ル野 栄司
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2010/01/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


『シブすぎ技術に男泣き!』
職人さんたちの「男泣き」なエピソードをふんだんに紹介している漫画かと思いきや。
ちょっと期待していたのとは違った印象だった。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s01300.jsp?p=028
ちなみにここ ↑ で漫画は読める。

私は多分野における職人さんたちが、
どんな仕事をしていて(専門性)、
どんな生活をしていて(日常性)、
仕事における喜びをどんなところに感じるか(やり甲斐)、
というようなことを知りたいわけだけれど、漫画の後半は作者の昔話が主であった。
随所に出てくる担当さんのキャラの立て方も、好みではない。
前半は面白いです。

海辺へ行く道  夏 [漫 画]


海辺へ行く道 夏 (BEAM COMIX)

海辺へ行く道 夏 (BEAM COMIX)

  • 作者: 三好銀
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2009/12/25
  • メディア: コミック


連作短編集。
イルカの話が一番好きかなあ…
でも、いずれの作も好きですねえ。

じょなめけ [漫 画]


じょなめけ 1 (モーニングKC)

じょなめけ 1 (モーニングKC)

  • 作者: 嘉納 悠天
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/12/21
  • メディア: コミック


結構前に出ていた漫画だったのですが、最近までその存在を知りませんでした。
蔦屋重三郎が主人公だよ、と言えば、分かる人には興味ある漫画ではないかと思います。

ただ、最近の歴史漫画はキャラの立て方が好きではなくて、『へうげもの』などにも私はついてゆけませんでした。
突拍子もない主人公の人物造型ははたして史実に基づいているのかな?とか思ってしまう。
私自身、よく知らないのにもかかわらず。

喜ぶべきは古田織部とか、蔦屋重三郎のような人物を主人公にした漫画が登場している、というところですね。

モーニングに掲載。
無駄にサービスが多いです。
仕方ないけど。笑

久住昌之・谷口ジロー 『孤独のグルメ』 [漫 画]


孤独のグルメ (扶桑社文庫)

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

  • 作者: 久住 昌之
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 文庫


『駅前の歩き方』より、読みでがあるかなぁと思います。
多分、好みの問題ですが。
寡黙な主人公がひたすら食物をがつがつ食べるお話。
いろいろ解説がないところがうるさくなくていいし、谷口ジロー氏のこなれた構成力も魅力の一つ。

水木しげる『猫楠―南方熊楠の生涯』 [漫 画]


猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)

猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)

  • 作者: 水木 しげる
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 文庫


ちょっと前に買った水木しげるの漫画。
タイトル通りの内容。
この漫画を読むといろいろと連想されてしまう人がいる。
それって多分、「偉人」は共通項でくくれるっていうことなんだろうな。

ちなみに巻末に著者と中沢新一との対談が収録されている。
これがまた変で面白い。

岩明均『ヒストリエ』 [漫 画]

アレキサンダー大王の書記官エウメネスを描く。
こういう歴史上の人物の知力ってすごい。
めくるめくダイナミズム

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